ocho6の伊那日記

伊那市で息子と猫と実家居候中

いまたべたい朝食

毎朝、家族のために朝食をこしらえながら思うのは、量は足りているのか否か。

ご飯(またはパン)、汁物に何かを焼いたおかず。あとはコーヒーに牛乳やヨーグルト、果物のどれかで品数を演出。漬物やジャムなんかを出せば無事食卓はぎゅうぎゅう。ぎゅうぎゅうな食卓って賑やかな朝って感じで視覚からも満足できる気がする。

 

でも、自分の食卓ぎゅうぎゅう朝ご飯にうんざりする時もある。

疲れたというか…

いっそポテチで済ませたいような…

もっとちゃんと美味しいものをたべたいような…

 

 

そんなとき思い出すのが、数年前に姉が食べていた朝ご飯。

バターと塩をちらしたトーストの朝ご飯。

底冷えする夜明け前、コーヒーをお供にパン屋出勤前の姉が食べていた。薄暗い台所で立って食べていた。

 

あれたべたいナー。

何であんなにおいしそうだったんだろう。

人の食べているものって気になるけど、わたしの姉が食べているものはいつだって特別おいしそう。あれはあの人の特殊能力だと思う。

 

そんな特殊能力の使い手が伊那でお菓子屋さんをはじめたそうです。

流石に塩トーストはないとは思うけど、早く行ってみたいな。

 

f:id:ocho6:20210302163550j:image

伊那にいたら試作品とか端っことか食べさせて貰えてたな。よかったな〜

 

お店「唐木屋」情報はインスタから↓

https://instagram.com/ishi3karakiya?igshid=zcbi5k9d467h

 

緊急事態と煩悩

伊那に帰れない。

大好きなコストコも回転寿司にも行けない。だって緊急事態ですから。

幼稚園は開けてくれているけど、親同士のおしゃべりは自粛。もちろん友達に会いにいくのもずーーっと自粛。だ、誰とも話さない…。

 

すると伊那の妹とのLINEもなんだか暗黒。

うちらやりたい事ないね。観たいものもないね。目標ないよね。子育てしてたら無気力隠蔽できるよね。闇!

 

妹:凪の新刊(マンガ)読んだ?

(アレ?見たいものないのでは)

 

私:出てるの?明日買う

(アレ?)

 

次の日、どんを幼稚園へ送りだして即ベビーカー(どん弟)を押しながら駅前ビルの本屋へ。行く途中で息子寝る!

起こさないように本当にドキドキしながら購入。エレベーターのボタンを押す指が震えてた。

本当はこのままスタバでコーヒーと読みたいけれど、緊急事態宣言だしな…。スタバ店内はお客さんちょっといるしなぁ(当たり前)。

くーだめだー!家に帰ろう!

この間ずっと小走りです。

 

結局家まで我慢できずにちっさな公園のベンチでベビーカーの隣で光速で読みました。

途中息子が起きたので、パックジュースを与えて立ち膝しながら読みました。最後の3ページは住宅街をベビーカー押しながら読みました。

 

心臓に悪いけど、帰れない伊那も緊急事態も忘れた数十分。

ビバ煩悩

 

f:id:ocho6:20210122123130j:image

フィリピン人のご近所さんがくれたおいしいお菓子。これとコップワインを台所であおりながら息子達を見守るのが日課

ワーイ車だー

台風が去ったら急に寒くなりました。伊那の秋は短そう。

今回は自家用車付きで伊那に滞在しています。何しろ買い物をしたい、誰かと約束して出かけたいとなっても車が無ければ常に家族の手を借りねばならない環境。不便というより、送迎を頼むのって大人になるとなかなか心苦しいのです。相手の都合とか薄ぼんやり分かっているしね。

ということで、チャイルドシートを2つ設置して遂にきました車付き伊那生活。ヤッタァバンザーイ!

 

 

 

で、これがあんまり使わない。お出かけはしてるけど、姉の配達先について行く(姉の車で)、母親の集金についていく(母の車で)とかで全然自分が主導じゃないから使わない。

そしたら自分の用事作ったらいいわ!ユニクロいこ!冬の子らの下着欲しいわ!じゃ、11時開店だからお昼ごはん作るの間に合わないから午後だなー、息子達は13時から15時は昼寝だからなんだかんだで16時くらいか。そしたら夕ご飯作るのに間に合わせたいから17時には帰……あー今日はいいか。明日に行けたら何かのついでにしよう。て、なる。

オムツチェック、空腹チェックしてチャイルドシートに子らをセットしてお店の駐車場でまたエルゴに入れてとか考えると本当に、あ、次回にしよう。てなります。

 

仕事終わってから混み合うスーパー行って買い出しして来てくれていた母や姉は本当偉いです。綿半にいる方々って大体ちょっと偉いんです。

 

f:id:ocho6:20191017141458j:image

伊那に帰ってきたので、早速おばあちゃんちでお茶。相変わらず果物が豊富だよ。秋〜

持ち寄り果物と梅と高尾せんべいなので綿半を全然経由してないけどこれも皆の偉業の成果です。

 

 

おきにプレイス

里帰りもうしろめたさを感じる程長期が過ぎてました。しかも甥らが夏休みになったのを良いことに私まで夏休み気分です。年中休暇だけど。夕涼みしながらますます後ろめたく、心の中で社会的ヨメ慣習を外れている事を謝罪する今日この頃。

 

私は大して外出もする事なく過ごしていますが、どん的には伊那でお気に入りの場所がたくさん出来ました。

一番は産地直売市場グリーンファームで、動物に餌付けできるのと店の隅にクシャっとした感じで中古オモチャが置いてあるのがムラムラとポイントが高いようです。タイムリミットまで必死な顔つきでおもちゃ箱を漁っています。

次点はスーパーマーケットニシザワ併設のスーパーマーケットサンマックス。大人にとっては閑散とした薄暗いスーパーだけど、どんにはばーばが駄菓子を買ってくれる外せないスポット。昨日は1日に2回も行って帰宅後は興奮の為号泣して寝落ちしてました。息子よそんなにも愛しているのか。閉店が惜しまれます。

さらに綿半にアピタ西友

どんさんよ伊那は楽しいね。

 

f:id:ocho6:20190726151820j:image

サンマックスでばーばと買ったプリンセスオムツが好きすぎて並べて鑑賞。良かったね

目下里帰り中

私の出産を控えてどんと伊那へ里帰り中。今回はなんとほぼ5カ月間居座れることになった。妻業的にかなり後ろめたいものの、オットの理解と実家の家族に感謝。

 

月に2回程オットも伊那へ来てくれている。しかしゴールデンウィークは田畑の準備期にバッチリ重なり、彼は父や義兄の作業着を貸し出されて毎日朝から夕ご飯まで農夫となった。マニュアル車(軽トラ)を操れる技能も幸いして実家でかなり重宝された。

 

それにしても数年前までスギナも知らなかったオットがトラックの荷台2杯分の石を拾い、どの草の根が手強いか語っているとは。こんなヨメ貰ったばかりに。サングラスと白いチノパンで伊那へ降りたった数年前の彼からは想像できない。

本人的に良いのか悪いのかわからないが毎食お米を山盛り食べるオットを見ていたら悪くはないのでは、とにわか台所番の一員となった私などは思ってしまう。コシアブラに葱坊主、タラの芽などアパートではできない春の天ぷらも食べてもらえてますます悪くないですなぁ、と思っている。

 

 

f:id:ocho6:20190507142334j:image

猫はゴールデンウィーク中は義両親の御宅にお世話なっていた。農作業から解放されてやっと迎えに行ったら、ゲージに入れたオットを警戒していたそうだ。あんなに愛しているのに、不憫。

 

f:id:ocho6:20190507142228j:image

信濃毎日新聞ほしよりこの連載が!

これからしばらく読めるのが楽しみです。

年始挨拶

年始の挨拶にかこつけて今回もどんと三週間近く伊那にいた。伊那から友達にLINEで遅れた年始の挨拶をすると「まだ伊那なのか」と驚かれたくらいなので、年末年始としては長く居座らせて頂いたと思う。

今年の伊那の冬は洗濯機が凍ってお湯をかけることも無かったし、あかぎれも大したことはない。暖房は欠かせなかったけれど寒さが去年ほどでは無かったように思う。おかげで真冬だけどどんと毎日散歩する羽目になった。

 

散歩といっても毎日午前中に家族の働く事務所まで歩くだけ。大人の足なら徒歩5分くらいのものだけど、どんと歩くと30分くらいかかることもある。とにかく午前中のお茶に間に合うように洗濯物を干し上げて、おやつ目当てに出発。飯田線に手を振り、お眼鏡にかなう草を摘み、氷を割ったりなんだしながら到着。事務所でお茶とお菓子を貰えばどんも私も大満足。運が良ければ家族の仕事で現場(山の中やお寺の裏とか)まで車で連れて行って貰えることも。家に帰って急いでお昼ごはんを準備していれば次は家族が帰ってきて食べ終えたらどんも長い昼寝。

あぁ、何て充実した午前中だろう。

 

今回の帰省でお米を片手に美味しいものを食べすぎて3キロ太った私だけれど、一番恋しくなるのはそんな伊那での日課です。

 

f:id:ocho6:20190124164536j:image

頂いたお茶。お茶菓子はどんが持ち去った

 

f:id:ocho6:20190124164647j:image

遠くで燃えるどんど焼き
f:id:ocho6:20190124164644j:image

燃えた後は焼いて食べるに参加

 

f:id:ocho6:20190124164755j:image

初物ふきのとうも頂いてきた

たのしかったなぁ!

秋怠慢中

また伊那にいる。この前1カ月もいたのに、また帰ってきて、先日の台風も伊那でやり過ごした。台風の夜はどんのオムツなどまとめて枕元に置いて寝たりしたが、結局この辺りは大事なくてよかった。

今回もアパート居残り中のオットによるとあちらはかなりの強風ですこし恐ろしい程だったらしい。

 

f:id:ocho6:20181003151046j:image

台風後に父が拾ってきた栗。栗拾いって楽しいよなぁ

 

f:id:ocho6:20181003151158j:image

祖母宅の柿。今年は甘柿率が高めな気がする。

生柿が好きな私はうれしいけど渋柿を作りたい母は不満気だ。

祖母宅からは無花果もたくさん採ってきてくれたので、母と姉がそれぞれのやり方でジャムにしていた。しかし色々が我流の母作のジャム瓶からはガスが発生して酸っぱい匂いがしている。

 

f:id:ocho6:20181003151948j:image

夏の名残のプチトマトはどんの散歩中のおたのしみ。皮が固いけどその分夏より味が凝縮している。

 

食べ物を写真に撮るくらいで特別に何もしていないし、市街にも出ていない。しかも挙げたのは全て他人の収穫物。怠慢しながら秋を満喫中